奇跡の寝たきりっ子が逞しく生きる!

逞人の水族館デビューで親のほうが喜び楽しんだ件について(笑)

先日、逞人と初めて水族館に行きました。

先月もに行けたし、今のところ1ヶ月に1回のペースでお出かけできています。

海デビューの記事→「海は生命の源!私も広く深い心をもつ人間になりたいな〜

逞人と一緒にお出かけなんて…夢のまた夢のまた夢だと感じていましたが、最近少しずつできるようになって嬉しいです。

成長とともにできることが増えていく感動は、逞人が何歳になっても忘れてはいけないものですね。

  1. 水族館デビュー
  2. 次はどこへ行こう?
  3. あと半年

1.水族館デビュー

来週お休みとれそうだから、逞人と出かけよう!

今回のお出かけの企画提案者は夫でした。

普段は仕事が忙しく、なかなか1日オフで家でゆっくりする暇もない夫ですが、逞人のためなら無理矢理に仕事を休みます(笑)

1ヶ月の内、夫がお休みをとってくれるのは逞人の入退院の日と、逞人とお出かけする日と、私の検診の日(逞人をみるため)だけです。

むしろ逞人がいなかったら年中無休で働くんだろうな…

逞人と一緒にお出かけは嬉しいけど、もうすっかり寒い季節になっています。

低体温になりやすい逞人のことを考えると、できるだけ屋内のほうがいいということになり、行き先は水族館に決めました。

家から水族館までの距離は、先月行ったと同じくらいです。

屋内で見られる水槽もあるし、平日なので人も少ないだろうし、私たちにとってはちょうどいいお出かけスポットでした。

逞人は24時間持続で栄養をとっています。

栄養の切り替えタイミングが12時にあるので、当日の出発は12時の栄養を繋いでからになりました。

水族館に到着したのは13時前でしたので、到着早々3人でランチタイム

逞人にはお腹ペコペコの私と夫に付き合ってもらって、ゆっくり久しぶりの外食を楽しみました。

その後、館内をまわって写真を撮ったり、イルカショーを観たりして楽しみました。

逞人にとっては初めて見るものばかりで、良い経験になったのかなと思います。

お魚さんやイルカさんだけではなく、館内が暗かったり、外が明るかったり、人の声が賑やかだったり…

たくさんの良い刺激を受け取ってくれたのではないかと思っています。

2.次はどこへ行こう?

逞人の呼吸器や加湿器、電気毛布等のバッテリーにはタイムリミットがあります。

6時間ごとに更新しなければいけない栄養のこともありますので、今回の外出は4時間弱でした。

実際に水族館に滞在したのは2時間半ほどでした。

施設自体がそんなに広くないので、時間配分も良い感じでした。

多分これ以上長時間の外出となると、逞人の体力面も心配になってきます。

今はどこに出かけるにしても、逞人と一緒なら半日くらいが目安なのかなと感じました。

それでも、十分です。

一生ベッドで過ごす人生も覚悟しなければいけなかった逞人にとって、こうやって家族で出かけられる今は、本当に本当に奇跡なのです。

全ては逞人の頑張りのおかげです。

いつも本当にありがとう❤︎

早くも夫とは次のお出かけ先の相談をしています。

今年中にもう1回くらいどこか行けたらいいな〜と思っているのですが、なかなか良い候補がありません。

ある程度近くて、ある程度寒くなくて、逞人も楽しめるようなところ…

それを考えるのも1つの楽しみですね!

3.あと半年

考えてみれば、あとたった半年間しか3人で過ごす時間はないんだと、この間ふと気がつきました。

3人で過ごす最後のクリスマス

3人で過ごす最後の年末年始

3人で過ごす最後の逞人の誕生日

これからたくさんのイベントがありますが、どれもこれも3人で過ごすのはあと少しです。

逞人がパパとママを独占できるのも、もうあと半年しかないのか…

と、突然さみしいような気持ちになりましたが、本当は

私が逞人だけに全力投球できるのも、もうあと半年しかないのか…

と、いつまでも子離れできない私自身の気持ちの問題のような気もしています。

もちろん、あえて言うまでもなく2人目を授かれたことは最高に嬉しい気持ちでいっぱいです。

ずっと望んでいた妊娠でもありましたし、今も順調にお腹の中ですくすく育ってくれていて、本当に心から感謝です。

でも、次の子ができても、逞人は逞人です。

私が産んだ世界でたった1人の愛しい我が子です。

だから、その可愛い可愛い逞人と、こうやって毎日2人きりでゆったりのんびり家で過ごすのも、あとたった半年なのかと思うと、少しだけ寂しいなと…

そんな母の感傷とは裏腹に、逞人はドンと構えていますが(笑)

逞人の「お兄ちゃんになる覚悟」は、母親の私から見ても凄まじいものを感じます。

本当に、頼もしすぎるよ…

いつでも私のずっとずっと先を行く逞人についていくのに必死です。

私も頑張らねば!

3人で過ごす最後の半年間、今まで以上に大切に大切に過ごしていきたいと思います。