先日、逞人に妹が生まれました。
母子ともに元気です。
何事もなく無事に出産を終えられて、一安心しています。
逞人も夫も喜んでくれました。
- 計画帝王切開
- 出産当日の話
- 生後10日の娘
- 待ち遠しい兄妹コラボ
1.計画帝王切開
逞人を緊急帝王切開で出産したので、今回は計画帝王切開での出産になりました。
計画帝王切開の場合、38週から39週の間で出産することが多いそうです。
しかし私は常位胎盤早期剥離の既往歴があるので、標準よりも1週早めて正産期に入ってすぐ出産することになりました。
そのために2ヶ月間も長い長い管理入院をさせてもらいました。
入院生活は毎日不安でいっぱいで、それはそれはものすごく長く感じました。
いつ前のようなことが起こるだろう…
本当に無事に出産できるのだろうか…
早く出てきてもらっては困るのですけれど、でも早くこの長くて不安な日々が終わってほしいと思い続けました。
出産日は1ヶ月以上前から決まっていました。
待ちに待った出産日のはずなのに、いよいよその日が近づいてくると、だんだん怖くなりました。
背中に太い針を刺されて麻酔をされることも、10cm以上もお腹を切ることも、産後は動けないほどの痛みに耐えなければいけないことも…
どうして私だけこんな大変な目に遭わなければ我が子に会えないんだ…!理不尽!!
この時初めて「来世は男に生まれてこよう」と固く決意しました(笑)
妊娠中も出産も産後も、夫は仕事も家事も育児も全てよくやってくれているので、まったく不満はありません。
それでも…!
常に命を2つ分この身体に抱える過酷さを真剣に考えたことがある男性は少ないでしょう。
生活の全てが変わってしまって、身体はボロボロで思うように動かなくて、本当に辛かったのです。
この世界の母親は全員この痛みと苦しみを経て子供を産むの…?
え、まじで言ってんの…??
って感じです(笑)
好き放題自分のためだけに自分の身体を使える当たり前を奪われる経験は、人生でそう何度もできるものではありません。
ちなみに、今のところは
まじで2度と無理!死んでしまうわ!!
と、心の底から思っています(笑)
2.出産当日の話
しんどい妊娠期間と長い長い入院生活を経て、いよいよ迎えた出産当日でした。
待ちに待った日のはずなのに、麻酔と切腹と術後が怖くて怖くて震えました。
手術は午後からだったので、午前中に逞人にいっぱいハグして頬ずりして勇気をもらってきました。
手術後は何日間か逞人には会えなくなってしまうので、出産前最後の逞人タイムを堪能して元気をもらって手術に向かいました。
背中から麻酔を入れて、お腹を切られるとすぐに娘が出てきました。
取り出される瞬間、お腹がスッと軽くなる感覚がわかりました。
その直後に元気な産声が聞こえました。念願の産声です。
逞人の出産の時は、誰も何も言ってくれないままシーンと静まり返っていました。
なので、今回こそは元気な産声が聞きたいと願い続けてきました。
その願いが叶った瞬間でした。
逞人の分まで大声で元気に泣いてくれた声を聞きながら、1人でボロボロ泣きました。
逞人の時は蘇生してくれたことが嬉しくて、今回は元気に泣いてくれたことが嬉しくて、どちらの出産も開腹状態でボロボロ泣きながらの出産でした。
もっと詳しい出産レポートや産後の私と娘の様子、退院までの経過については、また後日まとめて書きたいと思います。
3.生後10日の娘
出産してから約10日が経ちました。
もうすでに私も娘も一緒に退院して、自宅で過ごしています。
まずは無事に出産できて、心から安堵しています。本当に良かったです。
産んだ我が子と一緒に退院して、一緒に家に帰れる幸せを噛み締めています。
とはいえ、健常な新生児と過ごす日々は初めて経験することなので、不安や戸惑いばかりです。
これで正解なのかイマイチ分からず、手探り試行錯誤の暗中模索…
今のところ母乳は不足なく出てくれているので、それは良かったかなと思っています。
母乳でもミルクでも私自身は特にこだわりはなく、子どもが大きくなってくれたらどっちでもいい派なので、あまり気にしてはいませんでした。
娘が好きなほうを選んでくれたらいいと思って、最初の方は母乳とミルクを混合であげていました。
しかし最近では母乳のほうが飲みやすそう…?な感じです。
逞人には直母乳してあげられなかったので、娘には兄の分までしっかりたくさん飲んで大きくなっていってほしいと思います。
また、かなり覚悟していた夜泣きですが、とてもおとなしくてよく寝てくれる子なので拍子抜けしています(笑)
お腹がすいたら可愛い声で泣いて、抱っこしたら泣き止んで、おっぱい飲んだらスッと寝る…
お腹が十分満たされていれば、2〜3時間はスヤスヤです。
たまに抱っこしていないと寝てくれない日もありますが、それでも泣き続けたりはしません。
あまりにいい子なので、もう少し泣いてもらったほうがいいのかな?と思うくらいです。
よく泣いたほうが肺や腹筋が鍛えられるって言いますよね…?どうなんだろう(汗)
とにかく育てやすい子だな〜と感心しています。
今はそうでも、いつモンスターに豹変するか分かりませんけどね(笑)
4.待ち遠しい兄妹コラボ
今は焦る気持ちを抑えて、とにかく娘との生活リズムを整えることに注力しています。
もちろん逞人には早く退院して家に帰ってきてもらいたい気持ちでいっぱいです。
しかし、新生児と寝たきりっ子の2人を育てて行くことは、本当に本当に簡単なことではないと理解しています。
自分の気持ちだけで成せることにも限界があるということも分かっています。
それでも私はやりたいのです。
自分で産んだ可愛い我が子を、自分の手で育てたいのです。
そのためには1つずつ着実に、焦らず目の前のことを一生懸命やると決めました。
とにかく今はできるだけ休んで自分の身体を回復させ、娘との新しい生活に慣れることを目標にしています。
その上で逞人を迎える体制を万全に整えること、これが1番大事です。
2児の母、頑張ります!