逞人のために購入した福祉車両を紹介します。
結論から言えば、私たちはトヨタのシエンタを選びました。
それを選んだ理由と経緯を書きます。
- 購入のきっかけ
- 車の条件
- これに決めた!
- 最後に
1.購入のきっかけ
逞人の生活範囲は、主に家と病院です。
年に1.2回ほど、先生と両親の厳戒態勢の中で外出することもありますが、基本的には家と病院の往復しかしません。
家と病院はとても近く、歩いて5分くらいの距離です。
1歳頃までは市販のベビーカーを、できる限りフラットにして使っていました。
なので、家と病院の往復だけなら、ベビーカーで事足りていたのですが、とにかく低体温症の逞人にとって、冬の外出は命懸けでした。
たった5分だとしても、真冬に病院まで行くとなれば、それだけで体がキンキンに冷えてしまいます。
外来受診の日や緊急外来の時も、それだけで体調悪化に繋がります。
そのたった5分の移動だけで逞人の心臓に負担をかけるのは、あまりにも申し訳ない…どうにかしなければ…と夫婦で話し合いました。
少しでも逞人が温かい状態で移動できるようにしてあげたいと思ったのが、福祉車両を購入しようと思ったきっかけです。
さらに、車があれば今より少し逞人とお出掛けできる範囲が広がることも、私たちが期待していたことの1つです。
ものすごく逞人の体調がいい日で、かつ天気が良くてあったかい日で、かつ何かあってもすぐに病院に戻れるところなら、車があれば逞人と遊べる日もあるかもしれません。
実際に福祉車両を購入してから、家族3人で近くの公園にピクニックに行けました。
すっごくすっごく楽しかったし、逞人との幸せな思い出がまた増えました。
またその日のことも、記事にしたいと思っています。
2.車の条件
一口に福祉車両と言っても、それぞれの家庭環境や状況で、必要な車は違ってくると思います。
私たち家族の条件は以下のようなものがありました。
- 逞人がベビーカーに乗ったままの状態で乗降できる
- 車内で逞人のケアができるように2列目に乗車できる
- 荷物がたくさん乗せられる
新車での購入は考えていませんでした。
中古車でも走行距離が短くて綺麗な状態の車はありますし、金額の差を考えたら中古車で十分という結論でした。
軽自動車も候補に入れて考えましたが、もしも次の子が生まれて家族が増えた時に、軽自動車だと小さすぎると判断しました。
我が家の場合、逞人と車で外出する時は荷物が大量になり、今のシエンタでもギリギリの荷物量になるので、結果的に家族が増えようが増えなかろうが軽自動車にしなくて正解でした。
あとは、アルファードのような大きい車は私が運転できなくて諦めました…
夫は「これからのことを考えるなら、どうせなら大きい車を1台持っておくのもアリ」という意見でしたが、緊急事態には私も運転できないと意味がありません。
パパごめん…大きい車こわいむり…涙
3.これに決めた!
以上のことを踏まえて、夫と相談して、トヨタのシエンタに決めました。
実際に夫と中古車販売店まで逞人のベビーカーを持って出向き、ベビーカーの乗降ができるか、サイズ感はどんな感じか、状態は綺麗か、価格は妥当か…
色々と悩みましたが、結局は1番最初に色が気に入ったシエンタにしました。
(散々悩んだ挙句、最後は色で決めたんかいっ!)
内装は、こんな感じです。
中古だけど状態は綺麗でした。
後ろにスロープがついているので、逞人がベビーカーに乗ったまま乗車できます。
3人で出かける時は、夫に運転してもらって私と逞人が後部座席に乗り、助手席に荷物を置いています。
さらに後ろが広いので、入院の際に必要な在宅用の呼吸器も積み込むことができます。
(ベビーカーに乗っている時には移動用の呼吸器を使っています。)
価格は170万円でした。
4.最後に
私たちの中での逞人のイメージカラーは青色です。
なんとなくですが、逞人には青色が似合っているように思います。
なので、このシエンタを最初に見た時から、私は「これがいい!」と思っていました。
もしかしたらシエンタが青色でなかったら、違う車になっていたのかなあ…?笑
いや、でも今のところ使い心地はいいですし、気に入っています。
私たちの間では、この車を「ユキトカー」と呼んでいて、色は「ユキトブルー」です(笑)
はい、今日も親バカ全開でした。