奇跡の寝たきりっ子が逞しく生きる!

どう思ってる?寝たきり赤ちゃん逞人のパパにインタビュー☆

いつも逞人の状態やの気持ちを記すことが多いので、今回はの気持ちを書き残します。

インタビュー形式で、夫に聞いたことをまとめてみました。

  1. 逞人が生まれた時どうだった?
  2. 逞人に初めて会った時の感想は?
  3. 逞人を初めて触った時の感想は?
  4. 逞人の障害についてはどう思う?
  5. これから逞人はどうなっていくと思う?
  6. まとめ

1.逞人が生まれた時どうだった?

予定日より1ヶ月以上も早かったから、何の準備もしてなかったな…

ある日急に電話がかかってきて、すぐ病院に駆けつけて、実際に逞人に会うことになった。

どんな状態かも分からなかったし、先生に言われたこともよく理解できていなかったと思う。

そういえば、ちょうどコロナが流行り始めた頃だったね。

まだあの頃はNICUに入らせてもらえて、触らせてもらえてたから、それだけで有難いと思う。

子どもに会えるのは当たり前のことだけど、それが当たり前ではない時代になってしまって…

あの頃はまだ何の制限もなく普通に面会できていたから、今考えるとそれはとても有難かったと思うかな。

2.逞人に初めて会った時の感想は?

なんというか…ちゃんとした実感がなかった。

初めて会った時は、何が何やらわからないままだったから、本当に実感がなかった。

「触っていいですよ」って言われて触っても、自分の子どもなのかなあ…?って正直思った。

管だらけだったし、ピクリとも動かないで眠りっぱなしの逞人を見て、この子にとって生きることが幸せなのか、生きないことが幸せなのかは本当にわからなかった。

自分たちにとっても「逞人にどれだけの障害があるのか」とか「もし障害が残ったら大変なのかな」とか「これからどうなっていくのかな」とか、そういう不安はあった。

でもその不安よりも、周りの先生や看護師さんが一生懸命に逞人と向き合って頑張ってくれる姿を見て、「あ、この子は生きないといけない存在なんだろうな」と感じたかな。

3.逞人を初めて触った時の感想は?

「お父さん、触ってあげてください」って言われて、親族で1番最初に逞人に触らせてもらった。

でも、やっぱり結局はよくわからないままだった気がする。

いっぱい注射点滴の管がついてるし、頭にも脳波のテープが付いてたし人工呼吸器もあったから、

かろうじて肩や腕には触れたけど、それ以外は触れなかった。

逞人に1番に会って触ったのは自分だったから、初めての抱っこはお母さんって決めてた。

面会に行ったら毎回「お父さん、抱っこしていいですよ」「お父さん、抱っこしませんか?」って言われたけど、断ってた。

もしかしたら間に合わなかったかもしれない…

もしかしたら誰にも抱っこしてもらえないままだったかもしれない…

でも、それでも、なんとか逞人は頑張る気がしたというか、もうほとんど祈りみたいな感覚だったかもしれない。

4.逞人の障害についてはどう思う?

まあ、それも逞人の選んだことだと思えば、それは納得せざるを得ない(笑)

逞人自身が「それでもいいから生まれたい」って言って生まれてきたし、自分たちも障害児の親になるって分かってて生まれてきた。

どうこう言えることではないし、それぞれが自分で選んだ人生だからね。

人生はある程度は決まっている気がする。

先のこと考え出したらキリがないけど、将来どうなるかなんて皆平等にわからない。

だから「」この瞬間を生きる。

たとえ同じことが起こったとしても、今が幸せだと思えるかどうかは受取り方次第だと思う。

幸せ不幸かは受取る本人が決めることができる。自分次第なんだよ。

上ばっかり見てたら足元すくわれるし、下見すぎてたら頭打つし、じゃあ前向いて生きるしかないじゃん?

だから、逞人と共に生きる。それだけ。

5.これから逞人はどうなっていくだろう?

逞人がどれくらい長生きするのかは分からないけど、なんとなくのらりくらり生きてくれそうな気がする。

「あれ?もう5歳なった?」「え?!10歳なった?!」って(笑)

逞人がここまで生きてるのも奇跡だけど、これから生きるのも奇跡だよね。

16分…とにかく蘇生できたのがすごいと思う。本当に奇跡。

あの病院じゃなかったら、もしかしたら諦められてるかもしれない。

その諦めない先生に出会えたことも奇跡。

全て逞人が選んだことだから、その逞人の選択成長大切にしていこう。

6.まとめ

実は、これは実際に夫にインタビューをしたわけではありません(笑)

私たちは夫婦時間として2人で晩酌を楽しむ日があるのですが、その時の会話を文字に起こして記事にしてみました。

夫婦でリラックスして、ゆっくり逞人のことを話せて良かったです。

私も夫も、とにかく逞人のことが可愛くて可愛くて仕方ないのです!